今日のおやつは『こむぎ屋』さんのおはぎをいただきました。
水戸市見川の閑静な住宅地の中にあるお店です。
大きな看板などは出ていないので、一見すると普通のお宅のようにも見えます。

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お店があると知らなければ気付かずに通り過ぎてしまうかもしれません。
店舗の裏に広めの駐車場があり、10台くらいは車が停められそうですが、今日は私達の他にはお客さんはいないようでした。

店内はこじんまりとしており、扉をあけるとすぐにレジカウンターがあるのみです。
店内入って左手はガラス張りになっていて、作業スペースなどになっているようです。

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水戸市笠原町にある『小倉屋』さんとなんだか雰囲気が似ているなぁと思っていましたが
どうやら『こむぎ屋』さんと『小倉屋』さんのご主人はご兄弟だそうです。





『小倉屋』さんで扱う商品は大福オンリーでしたが、『こむぎ屋』さんはおはぎオンリーのようです。

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おはぎは小豆ときなこの二種類がありますが、1個単位で購入することはできません。
上記の写真のように、箱詰めのサイズを選ぶシステムです。
小豆ときなこの内訳はこちらで好きに指定することが出来ます。
今回は4個入りで小豆ときなこを二つずつ購入することにしました。

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おはぎ 4個入り 610円

包み紙に貼られているシールには原材料が書かれています。
餅米、小豆、砂糖、きな粉、塩のみです。
とてもシンプルで、余計な添加物や保存料が一切入っていないことがよく分かります。
賞味期限が本日中と短いのはそのためでしょう。

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蓋をあけると、きな粉おはぎがビニールに包まれています。

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ビニールをそっと開いていくと、きな粉の香ばしい良い香りがふわりと漂ってきます。
これはとっても美味しい予感がします。

ところで、皆様はお菓子をいただく時のお供には何を飲まれますか?
最近は和菓子にコーヒーという組み合わせもだいぶ市民権を得たように感じます。
あんこにコーヒーを初めて合わせてみたときは、不思議とマッチするものだと驚きました。
ですがやっぱり、私は和菓子には日本茶を合わせたいステレオタイプな人間ですので、今回も緑茶をセレクトしました。

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今回淹れたのは伊藤園の『一番摘みのお~いお茶』です。
スーパーで売っていますので、全国どこでも手に入れることができます。
ペットボトルやティーバッグに比べると高価に感じますが、急須で淹れたお茶はやっぱり美味しくて、おやつの時間をぐんと豊かにしてくれます。

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お茶をおいしく淹れる大事なポイントは4つです。

  1. 湯量
  2. 茶葉の量
  3. 浸出時間
  4. 湯温


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ちなみにお茶の袋の裏側にこれらのポイントが書いてありますので、表示通りにすれば大体おいしくなりますよ。
個人的に目から鱗だと思ったのは4番目のお湯の温度です。
並煎茶や焙じ茶などは熱湯、上煎茶や玉露はぬるめに冷ましたお湯というように、それぞれのお茶の特性に応じて適切な温度があるそうです。

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今日のお茶は上煎茶ということで、80℃に冷まして淹れてみました。
萩焼の白い器にお茶の緑色が綺麗に映えています。

さて、お茶も入ったところで、いよいよおはぎをいただいてみましょう。

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小豆もきな粉も、ぽってり丸くて可愛らしいです。
まずは小豆おはぎからいただきます。

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中の餅米がとってもモチモチしています。
あんこも小豆の香りのする優しい甘さでお米によく合います。
しっかり甘いのに後味はさっぱりしていて、美味しさだけが口に残ります。

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きな粉おはぎは中にあんこが入っています。
一口かじるときな粉の香ばしさが鼻を抜け、少し甘じょっぱいきな粉の自然な味が感じられます。
たっぷりまぶしてあるきな粉が餅米とあんこと絡んでよく合い、これまた美味しいです。

どちらもぺろりと完食してしまいました。
外見を見ただけだと小ぶりに感じましたが、さすがに餅米なだけあり二つもいただくと食べ応え十分です。
賞味期限が当日中と短いので注意が必要ですが、遠方に住む家族にもそのうち食べさせてあげたいなと思う美味しいおはぎでした。

  1. 2種類のおはぎのみで勝負する水戸の和菓子の名店
  2. 添加物不使用の自然な味
  3. 保存料を使用していないため賞味期限は当日中